(パ・リーグ、日本ハム11-2楽天、12回戦、楽天7勝5敗、23日、札幌D)日本ハムは23日、楽天12回戦(札幌ドーム)に11-2で大勝。スイッチヒッターの杉谷拳士内野手(28)が五、六回に自身初となる1試合2本塁打をマーク。左右両打席の本塁打は史上19人目、球団では2007年のセギノール以来となる快挙を達成し、自ら「スギノール」と命名。小兵の活躍でチームの連敗は「4」で止まった。
ひどい仕打ちが待っていた。五回1死。右打席で辛島から左越えに今季1号のソロを放った杉谷がベンチに戻ると、祝福してくれたのは、栗山監督と数人だった。
「サイレント・トリートメントといわれますが、あれはサイレント・サイレント。ただの無視です…」
六回2死二塁では左打席で、今野から右越えに2号2ランをマーク。球団では2007年のセギノール以来、12年ぶり4人目となる左右両打席弾の快挙に「スギノールと呼んでください」と調子に乗った。
両打席本塁打は楽天・田中が2018年8月1日のオリックス戦(京セラ)で達成して以来。通算10本塁打の小兵は、七回の打席で3連発を狙ったが、三邪飛に終わり、「いきった。ああいうところですよね」と猛省した。
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