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阪神あぁ勝率5割逆戻り…矢野監督、梅野に注文「もうちょっとやることあるんちゃうかな」

一回、鈴木に先制の2点二塁打を浴びた秋山(右)と梅野のバッテリー。追いかける試合展開が続いている(撮影・門井聡)
3回、内野ゴロに倒れる阪神・糸井=甲子園球場(撮影・門井聡)
9回、適時二塁打を放つ阪神・中谷=甲子園球場(撮影・門井聡)
9回、左前適時打の阪神・中谷=甲子園球場(撮影・河田一成)
苦しい立ち上がりの阪神・秋山=甲子園球場(撮影・河田一成)
2回 先発の阪神・秋山は広島・菊池涼の打球を弾いてしまい、3点目を献上=阪神甲子園球場(加藤孝規撮影)
厳しい表情で戦況を見つめる矢野監督
阪神・甲子園で5連敗
広島に3連敗の阪神・矢野監督=阪神甲子園球場(撮影・加藤孝規)
試合終了後の阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・河田一成)
投球する阪神・浜地=甲子園球場(撮影・加藤孝規)
投球する阪神・島本=甲子園球場(撮影・加藤孝規)
投球する阪神・谷川=甲子園球場(撮影・河田一成)
4回、広島・菊池涼の打球の処理にもたつく阪神・糸井=甲子園球場(撮影・門井聡)

 (セ・リーグ、阪神1-5広島、9回戦、広島5勝4敗、19日、甲子園)阪神は広島に1-5で完敗。今季3度目の同一カード3連敗で、勝率は5割に戻った。今季最多の観衆が詰めかけた甲子園では5連敗。貧打が顕著だが、序盤の失点から追いかける試合展開が続き、矢野燿大監督(50)は「バッテリーでもうちょっとやることあるんちゃうかな」と梅野隆太郎捕手(27)に注文を出した。

 勝つための可能性をつかんで離さぬよう、導いてほしかった。繰り返された凡打と、次々にスコアボードに刻んだ「0」も痛い。貧打は言わずがなだが、矢野監督があえて口をとがらせたのは、序盤からズルズルと失った点の方だった。自分自身も捕手だから、梅野にもっと上を目指して欲しいから、より高いレベルを求めた。

 「タラレバ言ったら仕方ないけど、(一回の)2点でこう終わってると(また違った)。ゲームは生きモンなんで、言い訳にできないけど。俺としては、バッテリーでもうちょっとやることあるんちゃうかなと」

 一回から秋山が鈴木に2点二塁打を許し、連日の先制点を献上。将は「やっぱりしんどい」とこぼしたが、少なくともこの2点で、つなぎ止めて欲しかった。特に梅野に、率直に求めた。

 「梅野はよく頑張っている。成長しているからこそ、苦しい時期もありながら、いろいろ出来てきた。(ただ)アキ(秋山)も、ずっとローテーションを守っているっていう中ではない登板。すごく意気込んで、ドンドン行く中で。そこを引っ張っていったり、落ち着かせたり、または相手を見ていくという部分では、梅野が、もうちょっとこう…。俺は、どうかなあというのはあった」

 秋山の被安打9のうち2ストライクから打たれたのが5つ、初球を打たれたのも2つ。ひとつひとつが気になった。


 5カード連続負け越しなしから暗転し、負け越した10-12日の中日3連戦(甲子園)からの3カード8試合(3勝5敗)が特に顕著だ。7試合で先制を許し、5試合で一回から失点。しかも、すべて2点以上の複数点を奪われた。救援陣は安定しているだけに、梅野自身も「先発を(長いイニング)引っ張らないと。今回はなかなか勝ちパターンにつなげなかった」と責任を痛感した。

 今季3度目の同一カード3連敗で貯金は尽き、甲子園5連敗。2日連続で今季最多を更新する4万6719人の前で、この2日間で一度もリードを奪えなかった。「甲子園でいい姿を見せたいと思ってやっている。次の試合も『こういうことがあるんでね』では済まされない。前向いて戦っていく」と指揮官。21日からは再び甲子園でヤクルト戦。引っ張れる男と見込むから、梅野に今以上を求めていく。 (長友孝輔)

 ◎…阪神は甲子園で今季ワーストの5連敗(8勝13敗)。昨年9月13日の中日戦から10月5日の中日戦で、引き分けを挟んで8連敗して以来

 ◎…勝率5割は5月3日のDeNA戦(甲子園)以来

 ◎…同一カード3連敗は4月19-21日の巨人戦(甲子園)以来、今季3度目。広島にやられるのは昨年6月22-24日の甲子園以来

 ◎…今季、先制した試合は17試合で13勝2敗2分け。先制された試合は27試合で8勝19敗。また一回に失点したのは13試合で2勝11敗

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