阪神は13日、甲子園で指名練習を行った。巨人戦(東京ドーム)を翌日に控え、投手では青柳晃洋投手(25)ら先発陣が調整し、野手ではこれまで出場機会が限られている高山俊外野手(26)らが参加。矢野燿大監督(50)は開幕から6連敗中のライバルとの再戦に向け「そりゃ、やり返したいよ」と闘志を燃やした。
4月2~4日の東京ドーム、同19~21日の甲子園と巨人戦は6連敗中。1987年に開幕から7連敗して以来の屈辱で、21日に0-3で完封負けしたときには今季最多借金6の単独最下位に転落した。しかし猛虎はその後調子を上げ、貯金1の3位タイとして敵地に乗り込む。指揮官は「うちのチーム事情、状況も(前回とは)違うからね。面白い戦いができるんじゃないかなとは思う」と自信をのぞかせた。平成の30年間は阪神の通算318勝435敗17分けと大きく負け越した。令和最初の一戦を制し、伝統の一戦の新時代を切り開いてみせる。
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