攻める源大輝(右) = 後楽園ホール (撮影・中井誠) プロボクシング・日本フェザー級タイトルマッチ(1日、後楽園ホール)令和初の日本タイトルマッチは、王者の源大輝(28)=ワタナベ=が同級1位の指名挑戦者、阿部麗也(26)=KG大和=と判定0-1で引き分け、2度目の防衛を果たした。
1、2回に右ストレートでダウンを奪った源が中盤以降、手数で上回る阿部にポイントを許し、ジャッジは1人が阿部を支持、2人が同点。2人以上の支持がなかったため引き分けたが、源は「自分の中では負けだと思う。ドロー防衛は王者の特権だけど、満足していない」とうなだれた。1月の予定だった試合が源の左足首骨折で延期。全治3カ月の診断で練習再開は1月中旬と、調整不足は明らかだった。「コンディションを作って、もう一度やりたい」と完全決着を熱望した。
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