わたしが巨人に入団した頃、川上(哲治)さんに「下手くそ!」と平気で言われました。投手の別所(毅彦)さんは監督に「こんな下手なショートがいたら、勝てませんよ」と。選手間でも緊張感がありました。明るいムードは結構ですが、選手もコーチも「次、頑張れよ」という傷のなめ合いでは、成長はありません。ガルシアが阪神に来たらまったくダメなのは、なぜですか? なにかチームの空気にも、原因があるはずです。
厳しくいけば、まだまだチャンスはありますよ。阪神と巨人は普通のチームではありません。影響力がある球団。正しい野球をやって、勝ってほしいのです。
★21日の矢野監督VTR
甲子園で平成最後の巨人戦に拙守&貧打で敗れ、2戦連続完封負け。5番・梅野も不発で矢野監督は試合後、「それはもう俺の責任。俺が決めているんだから。結果が出ないのは監督として俺の責任は大きい」など話した。
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