1月末でTBSを退社し、1日付で芸能事務所、アミューズ所属となった吉田明世アナウンサー(30)が17日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜後9・0)に出演。フリーアナウンサー、古舘伊知郎(64)から「報道は向かない」と言われた黒歴史を明かした。
小学時代からの親友の父親が古舘だといい、大学1年時に「ジャーナリズムとは何か?」という課題を個人的に教えてもらうこととなった。深夜2時に仕事を終えた古舘が帰宅し、吉田のために熱心に講義してくれたが、あろうことかいつの間にか寝てしまったのだという。
吉田の姿を見た古舘から「明世ちゃんには報道は向かないと思うよ」と言われたといい、10年以上経った今も忘れることができない出来事だと明かした。
番組では、当時について古舘にインタビュー。「もちろん覚えています」と語り出した古舘は「明世ちゃんは本当は後悔していないんじゃないかと思う。一切迷いがなかったですから、眠り方に。口開けから1分もしないうちに寝てるんですよ」と回顧。
さらに「予言当たりましたよね。彼女は本当に素晴らしいと思うんだけど、ニュース番組は向いていないじゃないですか。興味の欠片もなかったんですよ。案の定報道的じゃなく、そしてフリーになって、意欲は素晴らしいですよね」と一気にまくしたてると「ただ報道には向かない!」と改めて宣言し、笑いを誘った。
それでも「TBSのラジオに1回出たことがあるんですけど、すっごい成長してた。カミソリのような仕切りでしたよ」と吉田を称えた上で、最後は「あなたならば、しゃべりの上手さ・巧みさと持ち前の美貌、総合力含めてフリーで渡り歩いていける方だと信じておりますので、各方面で頑張っていただきたい。ただ本当に報道は向いていないのでそれ以外で頑張ってください」とエールを送った。
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