日本代表「侍ジャパン」のスタッフ会議が24日、東京都内で開かれ、3月9、10日に「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」として行われるメキシコとの強化試合(京セラ)に向けた選手選考などを協議した。稲葉篤紀監督(46)は、日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)をトップチームに初選出する可能性を明言。同じ高卒2年目のスラッガー、ヤクルト・村上宗隆内野手(18)が候補入りしていることも分かった。
侍ジャパンの2019年初陣に、フレッシュなメンバーが名を連ねる。スタッフ会議を終えた稲葉監督は「(東京五輪に向けて)いろいろと試せる最後のチャンス。若い選手を中心に大枠を決めました」と説明した。
リーグ開幕を控えるため主力選手の選出は困難。若手のテストの舞台となる試合へ、まず「打撃は素晴らしいものを持っている。一応、候補には入っています」と期待の存在として名前を挙げたのが清宮だ。
15年のU-18W杯など国際経験は豊富だが、トップチーム選出となれば初。右手首痛を抱え、フリー打撃を20日に再開したばかりだけに、慎重に最終判断を下す。