英国出身の元プロレスラーで、初代タイガーマスクの好敵手として人気を博したダイナマイト・キッド(本名=トーマス・ビリントン)さんが5日、死去した。60歳だった。米プロレス団体のワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)がホームページで報じた。キッドさんが、60歳の誕生日だった5日に亡くなった。
訃報は、米国内でも大きく報じられ首都ワシントンD.C.の地元紙「ワシントン・ポスト」(電子版)は同日、「プロレスラー‘’ダイナマイト・キッドトーマス・ビリントン、60歳の誕生日に死す」との見出しで、キッドさんの死を伝えた。
キッドさんの死を発表したトレーナーのマーティ・ジョーンズさんは、「ダイナマイト・キッドことトーマス・ビリントンの死を彼の誕生日に知らせなければならないのはとても悲しいこと。プロレスを世界に広めた真の英国戦士…キッドよ、安らかに」と自身のツイッターに投稿した。
記事では、キッドさんは「1991年までカナダと日本で戦い、96年に最後の試合を戦った」とし、「97年に左足を麻痺すると、その後は心臓の病に苦しむと13年には脳卒中で倒れた」と報じた。
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