阪神安芸秋季C(3日、安芸タイガース球場)A組B組に別れて阪神の今キャンプ初の実戦形式(3イニング制)の練習が行われ、B組の「3番・右翼」で出場した中谷将大外野手(25)が一回、左翼に豪快な3ランを放った。矢野燿大監督(49)が求める「一発で仕留める」打撃を忠実に体現し、中堅争いへ猛アピール。ただ、打撃投手が相手で球種は直球だけの設定だけに、指揮官はチーム全体には苦言を呈した。
中谷の一発に沸いた安芸市営球場だが、3600人の観衆も若虎が発展途上であることを実感したはずだ。矢野監督は苦笑いで苦言を呈した。
「より簡単なアレ(形式)だよね。だから最初の攻撃なんて、2回で0点というのは考えられないと言うとアレだけど」
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