スピーチした西浦。テーマはなぜか都市伝説(撮影・大橋純人) ヤクルトは3日、松山秋季キャンプ3日目を迎え、ウオーミングアップ前に投手、野手各1人に「3分間スピーチ」を課すことが決まった。お題は自由で、この日は西浦直亨内野手(27)が「都市伝説」、原樹理投手(25)は「親孝行」をテーマに行った。
「考えて(プレー)できない選手が多い。3分というのはしっかり考えてこないとできない時間。結局、考えて言葉にするというのは野球にも生きてくる」
発案した宮本慎也ヘッドコーチ(47)が狙いを明かした。毎日、ランダムで指名していくという。今キャンプのテーマは「考える」。選手にリポート提出を課し、8人対8人の紅白戦も予定するなど野球脳の向上を選手に求めている。
原は「要点を4、5点にまとめて先制、中押し、駄目押しって感じで話しました」と滞りなくスピーチを終え、拍手を受けた。実りの秋とするため、さまざまな視点でレベルアップを図る。 (横山尚杜)
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