ロッテの千葉・鴨川秋季キャンプ2日目の1日、第2回U-23ワールドカップ(W杯)に参加していた安田尚憲内野手(19)、種市篤暉投手(20)、成田翔投手(20)が合流した。
コロンビアから帰国したばかりの安田は「まだ時差ぼけがひどくて…」と苦笑い。それでも朝からウエートトレーニング、打撃練習やランニングメニューなどハードな内容をこなした。
W杯では連覇を逃したが安田は1本塁打、8打点でMVPに選出された。「いい経験ができました。レベルの高い投手もいた。納得いかない打席も多かった。もっとできることもあるし、このキャンプで成長するために生かしたい」とさらなる高みを目指す。
井口資仁監督も「元気に帰ってきた。自信になったと思う」と出迎えた。一方で今季は1軍で60打席に立ったが、結果は残せなかっただけに「2軍で結果が出ても、1軍では通じなかったことに満足していないと思う。来季は三塁のポジション争いもあるので、しっかりやっていってほしい」と期待をかけた。
U-23では、侍ジャパンのトップチームを率いる稲葉篤紀監督にも師事。安田は「いろいろ話もできました。監督には次はトップチームを目指せと言っていただいた。今はとうてい届かないですが、2年後の五輪にもイメージができてきた」と意欲をみせた。
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