野球・明治神宮大会関西地区大学代表決定戦(29日、南港中央)決勝が行われ、近大(関西学生)が関西国際大(阪神)を延長十回タイブレークの末に2-1のサヨナラで下し、12年ぶり13度目の優勝を果たした。1-0の八回から2番手で登板した村西良太投手(3年)が3回無安打無失点と完璧リリーフし、勝利に導いた。
接戦を制した近大が関西5リーグの第1代表として、第49回明治神宮野球大会(11月9日開幕、神宮)の出場権を獲得。無死一、二塁から始まるタイブレークの延長十回を抑えた2番手、150キロ右腕・村西の好投が勝因だった。
「1点もやれないと思っていた。直球で押しました」
秋は平成元年に初の全国制覇を達成し、これで13度目の出場。特に今年は「平成最初の優勝校は近大、最後を締めくくるのも近大」を合い言葉に戦ってきた。津名高時代に全国大会の経験がない村西だが、今季は10試合で24回1/3を投げて30奪三振と力を示してきた。
「今年は優勝したいので(平成の)最初と最後を取れればいい」
悲願まで残り4勝。歓喜の瞬間にマウンドで笑うことも、ひとつの目標だ。(須藤佳裕)