全日本実業団対抗女子駅伝(11月25日、宮城県)の予選会は21日、福岡県の宗像ユリックス発着の6区間、42・195キロで行われ、21位の岩谷産業は2区の飯田が第2中継所200メートルほど手前から、はいつくばった状態で進み、3区の今田に何とかたすきを渡した。主催者側によると、レース後に右脛骨の骨折で全治3~4カ月と診断された。
男子マラソンで活躍した宗茂さん(65)は22日、自身のツイッターで、かつて開催されていた九州山口各県のチームが10日間で72区間を競う九州一周駅伝を取り上げ、「1チーム24人、1選手最高4回まで出走できます。大会の最初のルールは走者が走れなくなった場合、監督車が次の走者を迎えに行き、走れなくなった場所まで引き返してたすきリレーするというものでした」と紹介した。
後に監督と大会審判長の判断で選手をストップさせることができるルールに変更したといい、棄権した区間は区間最下位の記録に5分プラスしてレースは成立させることになった。宗さんは「これが選手を守る最善のように思います。距離の短い女子駅伝なら、2分プラス程度でよいのではないでしょうか」と提言していた。
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