秋季岩手県大会3位決定戦 八回途中からマウンドに上がった大船渡・佐々木朗希投手=花巻球場
ギャラリーページで見る 秋季岩手大会の3位決定戦、24日(花巻)が行われ、大船渡は専大北上に10-11で敗戦。1点リードの八回無死二塁から登板した最速157キロ右腕、佐々木朗希投手(2年)は1回3安打1失点で相手に逆転を許し、東北大会の出場権を逃した。
前日23日の準決勝で9回166球を投げた佐々木は試合前に「股関節の痛みが悪化して、左足が上がらなかった」と国保陽平監督(31)に申告して先発を回避。三塁コーチを務めていたが、チームのピンチに登板を直訴した。
「みんなが頑張っていたので、きのうの分まで最後は自分が抑えたいと思った」。八回は3連打を浴びるなど、痛い2点を失った。東北大会出場はかなわなかったが、公立校で4強入りを果たし、来春のセンバツ出場は「21世紀枠」で選出される可能性が残されている。 (浜浦日向)
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