先天性難聴で右耳が聞こえなくても、奮闘する。「フライが上がったときは、どこから声が聞こえているか分からない。指示している人の口の動きで判断します」。自身と同じく耳の不自由なファンから手紙をもらうこともあり、「活躍することによって、喜んでもらえたらうれしい」と励みにしている。
同じ佐賀出身の秘蔵っ子の活躍に、辻監督も「元気があるのが魅力だし、うれしいよ」と笑顔。試練とみられていた9連戦も、若い力の活躍で6戦6勝だ。最短優勝は、楽天と仙台で対戦する25日。遮るものは何もない。 (花里雄太)
「(マジックを)はよ減らしたろ、という勢いが出てくる。ソフトバンクを気にせず自分たちが勝てばいい」
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