この日は、吉田と夏の甲子園決勝で投げ合った柿木がブルペンに入り、28球を投げた。「ここからも強い相手が続く。その中で自分がどれだけ投げられるか」と甲子園V右腕は気合を入れた。
きょうの台湾戦は、韓国戦に登板して1回を無失点に抑えた柿木の先発が濃厚。8日に対戦する中国以上の強敵だけに、吉田が救援し、甲子園決勝リレーの可能性もある。
夕方には、宮崎市内の焼き肉店で決起集会を行い、ムードを高めた。「柿木と一緒にピッチャー陣を引っ張っていきたい」と話していた吉田。投手陣の両輪が、日本の危機を救う。(山下幸志朗)
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