くす玉を割って、大ヒットを祈願した篠原(左)とすず=東京・六本木 女優、篠原涼子(45)が31日、東京都内で行われた主演映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(大根仁監督)の初日舞台あいさつに共演の広瀬すず(20)らと出席した。
主人公の主婦(篠原)ら高校時代の仲良しグループの人生を、1990年代の女子高生時代を交錯させて描く青春物語。篠原は「10歳の子供(長男)が見て『今まで生きてきて一番いい作品だった』と褒めてくれた。10歳でも共感して心に響く作品」とアピールした。
篠原の役の高校時代を演じたすずは「試写を隣で見た(共演の)リリー(・フランキー)さんが『試写室であんなに声を出して笑ったのは初めてだ』と言ってました。試写の後も長文でメールをくれてうれしかった」とエピソードを披露した。
この日の舞台あいさつ前には東京・渋谷で、すずら女子高生時代を演じた6人が劇中と同じミニスカ、ルーズソックスのコギャル姿でイベントを実施。周辺の大型ビジョン8基で生中継されるなど渋谷をジャックし、田辺桃子(19)は「お客さんとの距離が近くて盛り上がった」と満足げだった。