第100回全国高校野球選手権大会(5日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会は2日午後4時から、大阪市内で史上最多56代表校が参加して行われる。出場校による甲子園見学は1日、32校が行い、秋田の豪腕、金足農・吉田は「最速は出したいと思っています。150キロを超えられるように」と自慢の球速へのこだわりを示した。
自己最速の150キロを秋田大会でマーク。今春のセンバツの最速は、大阪桐蔭の根尾ら3投手が出した147キロで、150キロ超えは事実上、今夏の甲子園最速を意味する。
秋田大会を制した翌日の7月25日から、ウインドブレーカーを着用し、マスクも装着してランニングするなど、万全の暑さ対策を施してきた。
金足農は1984年夏の甲子園で4強入りしているが、当時の主将から話を聞く機会がったという吉田は「『甲子園に入ってチームが成長した』と話していました。自分たちも成長したいです」とキッパリ。聖地でも果敢に豪速球を投げ、34年前を上回る決勝進出を狙う。
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