キャッチボールに臨む阪神・岩田=甲子園球場(撮影・水島啓輔) 阪神・岩田稔投手(34)が23日、甲子園で行われた投手指名練習で調整。予告先発された24日の広島戦(甲子園)に向けて、正午前からしゃく熱の甲子園のマウンドで調整した。
この日は埼玉・熊谷市で41・1度が観測され、国内最高気温を更新。西宮市も最高気温35度とめちゃくちゃ暑かった…。それでも、真夏の太陽が空の一番高いところから見下ろす午前11時55分ごろ、黒土のマウンドの上で投球練習を開始した。
香田投手コーチを打者に見立てて42球を投げ、コイ斬りへのイメージを膨らませた。前回登板した17日の巨人戦(同)が5回7安打4失点で今季初黒星を喫しており、34歳のベテラン左腕は「前回の甲子園で投げてよくなかった。確認として投げました」と準備に余念がなかった。
昨季は広島戦3試合に登板し防御率3・18(勝ち負けなし)と安定していた。「王者なのでしっかり胸を借りてぶつかっていきたい」と腕をぶした。先陣を切り、勢いをつける。
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