俳優、京本政樹(59)が三重・四日市市のPR動画で映像作品の監督に初挑戦することが6日、分かった。
京本といえば、テレビ朝日系人気時代劇「必殺シリーズ」で演じた組みひも職人、組紐屋の竜やTBS系「水戸黄門」の名張の翔役で有名。いずれも三重の伊賀忍者という共通点があり、映像制作を模索していた同市がこの点に着目しオファーしたところ、「僕の俳優人生がもたらした縁」と快諾したという。
同市は東海道五十三次の四日市宿として栄えた宿場町。動画は時代劇風のストーリーを予定しており、京本は「クライマックスでは四日市コンビナートの夜景をバックに、組紐屋の竜が登場する予定」と明かした。
今回は同市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」とも共演予定。かつて「必殺シリーズ」のために京本自身が書き下ろした未発表の楽曲を使用する案も浮上しているという。
今週末から同市内でクランクインし、7月中旬に市のホームページなどで公開を予定している。
来年は還暦とデビュー40周年とWアニバーサリーイヤーとあって「PR映像を制作するという新しい仕事ができてうれしい」と喜んでいる。
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