甲子園から母校に戻り、グラウンドで優勝盾とともに記念撮影する湘南ナイン。後列右から3人目が脇村氏、同6人目が佐々木氏 (湘南高校歴史館提供)
ギャラリーページで見る 戦争による中断から大会が再開されて4年目、1949(昭和24)年の第31回大会を制したのは初出場の湘南(神奈川・藤沢市)。創部からわずか4年目での快挙だった。2年生内野手として優勝を経験した脇村春夫さん(86)は東大や社会人でもプレーし、2002年11月から6年間、日本高野連の第5代会長を務めた。今でも選手の全力疾走や全力プレーを見るたびに、69年前の夏を思い出す。 (取材構成・赤堀宏幸)
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