(セ・リーグ、巨人2-10DeNA、11回戦、DeNA7勝3敗1分、20日、東京D)筒香は、しっかり振れている。もともと変化球には強い上に、野上から放った2発は、外角と内角のストレートをひと振りで仕留めたもの。数字は上がっていくだろう。
ただ、捕手出身の自分にいわせてもらえば、野上にも反省点は多い。
1本目は、外角低めでストライクを取ったあとの2球目。小林は外角のボールゾーンに構えた。1つ外して様子をみようとしていた。これが、甘いとはいえないまでも、やや中に入ってしまった。
2本目は初球。ここでも小林は内角高めのボールゾーンに構えた。まず、のけ反らせてからスタートするもくろみだった。これが、コースも高さも少し甘めに入った。
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