中5日で連敗ストッパーを託された。ここまでハーラートップ5勝を挙げている大黒柱として、負の流れを止める。今季チーム4戦4勝、自身も2戦2勝のDeNAを封じ込め、もう一度、虎に勢いをもたらす。岩貞、秋山と甲子園室内で汗を流したメッセンジャーは静かに決意を語った。
「もちろん週の頭(火曜日)に投げるという意識はあるし、大事な試合であることは百も承知だけど、あまり考えすぎずに自分の投球をしていきたい。自分の仕事をすれれば、連敗を抜けられると思っている」
チームは今季ワーストの4連敗で借金1。ここが踏ん張りどころ。何より、連敗が始まったのは自身の2敗目(9日の巨人戦で6回3失点)からだ。だからこそ、勝ちたい思いはより強い。そして勝つために、その試合で出た若手のミスについても、自ら本人と話をしたことを明かした。
一回一死二塁。ゲレーロのゴロを処理した三塁・大山が、二走の飛び出しを警戒して一塁ではなく二塁に送球。これが野選となり、二死後、岡本&亀井に連続適時打を浴びた。攻撃でも二塁走者でけん制死。攻守に厳しい一日となった大山に対し、自身の気持ちを直接「伝えたよ」という。
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