香田投手コーチが、臨機応変にリリーフ起用する意向を明かした。
「そのときによってね。(起用法は)状況をみながらになる」
昨季は七回から桑原-マテオ-ドリスとつなぐ必勝パターンがあった。今季は八回担当のマテオが安定感を欠いたため、岩崎らを起用。マテオはここに来て復調ムードだが、持ち場は決めつけない。左右の対戦打者、状況を踏まえて、守護神ドリスにつなぐ方針だ。
金本監督も「(中継ぎは)マテオ、桑原。余裕があるときに石崎とか球児とかが(代役に)入っても。型にはめず、今年のリリーフはみんな力があるから」と期待した。
この日の雨天中止はリリーフ陣にとってはいい休養日。ブルペンリーダーの藤川も「ありがたい」と前向きに捉えた。そして、同学年で19日の先発が予想される松坂が「球児が登板するイニングぐらいまで投げ続けたい」と話していることに「自分も頑張るわ」と刺激を受けた様子だった。
高いレベルで中継ぎの駒がそろっている利点を生かし、浮上を狙う。 (小松真也)
「調子はかなり上がってきている。(起用法は)任されたところで頑張りたい」
「雨なので仕方ない。次に向けて、しっかり調整したい」