プロゴルファーになって26年。今でもパッティングの悩みがつきることはありません。
パッティングスタイルは千差万別です。ただ一般アマチュアゴルファーの多くが、結果ばかりを気にし過ぎています。パッティングは「違和感なくスムーズに打つ」。これが最も重要なテーマです。自らの型を探せるようにアドバイスします。
自分のスタイルを確立するのに、すすめたいのは片手打ちです。カップとの距離は4~5メートル。アドレスに入って左手を離して右手だけでストロークしてみましょう。これを何球か続けてみます。今度は左手だけでボールを打ちます。右手打ちと左手打ち、それぞれの特長があります。
右利き、右打ちの私は「右手=距離感」「左手=方向性」と役割を感覚的に分けています。2週前の海外メジャー「マスターズ」で、松山英樹選手も練習場で片手打ちを行っていました。パッティングで重要なのは距離感です。
もし、右手打ちで距離感がつかめず、左手打ちの方が合うのならクロスハンドの握り方が有効です。以前、石川遼選手も右手を使い過ぎると感じたときにクロスハンド(右手を上、左手が下)の握りで左手主導で打っていました。試してみる価値はあります。
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