演歌歌手、島津亜矢(47)と北山たけし(44)が6日、東京・日本橋浜町の明治座でジョイントコンサート(同所で8日まで)の初日を迎えた。
ステージには演歌歌手、北島三郎(81)が自身の公演で使っていた巨大漁船セット「北島丸」が登場。大波に揺れるなか島津と北山は同船に乗船して「北の漁場」「まつり」を力強くデュエットし観客を沸かせた。
昼の部の公演後、会見した島津はステージを盛り上げた「北島丸」について「あんなに高くて揺れるなんて。ビックリしました。北山君に支えてもらって何とか耐えながら歌いました」と明かし、北島の家族以外で乗船した女性第1号だったことを知らされると「幸せです。乗せていただけると聞いたときは本当にうれしかったです」と喜んだ。
一方、北山は「(師匠の北島から)『勝手に乗るな』って言われて、なかなか乗せてくれなかったですが、今回は『亜矢とならいい』と」と笑顔。ただ、5日に行われたリハーサルについては「初めて乗って歌った。気持ち悪くなりました」と想定外の船酔いをしてしまったことを告白した。
デビュー15周年を迎えた心境を聞かれると「先輩の島津さんとご一緒できていいスタートがきれた。年末は亜矢さんとあの舞台に立ちたいです」と9年ぶりのNHK紅白歌合戦への返り咲きを誓った。
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