活動休止中の男性デュオ、タッキー&翼の今井翼(36)が持病のメニエール病を再発したことが28日、分かった。1週間ほど前からめまいを訴え医師の診断の結果、再発が判明。同日東京都内の病院に入院した。29日放送の文化放送「今井翼のto base」は休止、今後しばらくは治療に専念する。
今井が再びメニエール病に苦しんでいた。サンケイスポーツの問い合わせに、所属するジャニーズ事務所は、今井が先週はじめから度々めまいを訴え、病院で検査を受けた結果、メニエール病と診断されたことを明らかにした。先週中に、仕事先など関係各所に連絡し、今井はこの日午後、都内の病院に入院した。復帰時期は未定という。
メニエール病は、内耳からくる回転性のめまいや吐き気などが繰り返し起きる病気で、根本的な原因が不明のため、厚労省の特定疾患に指定される難病。過去には歌手の久保田利伸(55)やピンク・レディーの増田惠子(60)らが発症している。今井は2014年11月にも同じ病気にかかり、約2カ月間、治療に専念していた。
東京・新宿の高野ビルクリニックの冨名腰文人院長は「再発はこの病気ではよくあること。ストレスや過労が原因で発症することが多く、季節の変わり目や気候の変化が激しいときに発作を起こしやすい」と説明。治療については「めまいなど自律神経症状が強いので心身ともに安静にして休むしかない」と話した。
病気の再発に伴い、29日に出演を予定していた今井がゲスト声優を務めるフジテレビ系アニメ「レイトン ミステリー探偵社〜カトリーのナゾトキファイル〜」(4月8日スタート、日曜前8・30)のイベントは欠席するなどの対応をとった。9月に東京・新橋演舞場で上演される出演舞台「オセロー」までの回復を目指している。
15年1月にメニエール病から復帰した際には「たくさんの方の支えで気持ちをつなぎ止められた。リベンジの思いを込めてやりたい」と再起を誓った今井。今回も多くの人の支えを得て、病気に打ち勝ってくれるはずだ。
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