2回、空振り三振に倒れる日本ハム・清宮(右)=ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(撮影・吉澤良太) (オープン戦、日本ハム1-1DeNA=九回規定により引き分け、11日、鎌ケ谷)日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎(18)=早実高=は「7番・DH」で先発出場したが、4打数4三振を喫した。これでオープン戦デビュー以降、19打席続けて無安打。注目の大型スラッガーがプロの壁にぶち当たっている…。
ファンの歓声はため息に変わった。試合後、ベンチの清宮の表情は曇った。日本ハムの2軍の本拠地鎌ケ谷スタジアム。しかし、この日も快音は響かなかった。
清宮は二回一死走者なしで迎えた第1打席ではDeNAのD1左腕・東(立命大)の前に空振り三振。四回二死一塁での第2打席も空振り三振に終わった。
六回には二死満塁のチャンスで打席が回ってきたが、同じ高卒新人でDeNAのD5・桜井(日大三高)の外角低めの速球に手が出ず見逃し三振。九回の第4打席は6番手・進藤の前に空振り三振に終わった。
試合はDeNAが二回、宮崎のソロ本塁打で先制。日本ハムは八回二死一、二塁から三上の暴投で中島が生還し追いついた。日本ハムは九回にも一死一、三塁の好機を作り、杉谷の中飛に三走・清水がタッチアップしたものの、本塁で憤死。引き分けに終わった。
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