プロフィギュアスケーターでタレント、村上佳菜子(23)が8日放送の日本テレビ系特番「グサッとアカデミア」(後7・0)に出演。解説者として苦しんでいることを明かしたが、MCを務める予備校講師でタレント、林修氏(52)からその道を諦めるよう諭された。
先日の平昌五輪でも解説者としても引っ張りだこだった村上。今後も解説者としてやっていきたい気持ちがある一方、「うまく話せない」のが悩みだと告白。「体で表現するのは得意なんですけど、言葉にして選手の評価をするっていうのが難しくて。こうやって言いたいっていうのはあるんですけど、それが言葉にならない」と切実に訴えた。同局のアナウンサー学校に通うなど努力をしているが、他の解説者のように上手に話せるようにならないという。
村上の悩みを受け、林氏は解説者の仕事を「椅子の足りない椅子取りゲーム」と表現。「選手のときよりも解説者の椅子は絶対に少ないんですよ。しかもその椅子に誰が座ってるか…」と前置くと、黒板に2006年トリノ五輪金メダルの「荒川静香」の名前を書き上げ、「このクールビューティーと戦うのは非常に厳しい戦いですよ」と指摘した。
最終的に「楽な分野で戦え」とアドバイス。バラエティー番組で村上と共演した際、スタッフが絶賛していたことを明かし、「バラエティー対応がうまくできる人だっていう認識になっている。実際、今多くの人を蹴落として(バラエティーの)椅子に座っているのはあなたですよ」と言い切った。村上は「なんか…どうしよう!」とうれしさと戸惑いが入り交じった様子だったが、「自分を必要としてくれる場所をより大切にしていくっていう生き方もあるんじゃないかな」との言葉には「グサッときました〜」と頭を下げていた。
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