平昌五輪第11日(19日、江陵カーリングセンター)カーリング女子1次リーグでLS北見の日本(世界ランキング6位)は、スウェーデン(同5位)に5-4で勝利した。通算成績を5勝2敗とし、上位4チームが進出できる準決勝へ向け大きく前進した。
日本はリード吉田夕梨花(24)、セカンド鈴木夕湖(26)、サード吉田知那美(26)、スキップ藤沢五月(26)のメンバーで臨んだ。
先制したのは日本。第2エンド、スキップ藤沢の2投目でNO・1となり1点。第3エンドでスウェーデンが1点を返す。第4エンドでは日本は、藤沢の最終ショットがガードを弾くのみに終わりスチールされてしまい1点のリードを許す。第5エンドで複数得点のチャンスだったが1点に終わり2-2で前半を終えた。
後半戦に入ると第6エンドでは、大量失点の場面を1失点で切り抜ける。第8エンドはともにタイムアウトを使用し、結果的にはスウェーデンが1点。2点差に広げられた日本だが、第9エンドで藤沢がハウス内のスウェーデンのストーンだけを弾き出し、NO・1、2を獲得。この試合唯一の複数得点で同点とした。
勝敗を決めた第10エンドでは、スキップ藤沢が第1投でNO・1、2として、スウェーデンにプレッシャーをかける。するとスウェーデンは最終ショットで日本のNO・2に当ててNO・1を狙ったが自身のストーンも大きく滑ってしまいNO・2に。日本が土壇場で大逆転のスチールに成功。5-4で競り勝った。
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