盛岡大付の両輪、平松と三浦瑞のみちのく第2章が幕を開ける。
「技術も精神面も成長できたのは東北の厳しい環境があったから。ここからもう一度力をつけたい」
平松は選択に胸を張った。最速145キロの右腕エースは、昨夏の甲子園で全4試合に登板。3季連続の甲子園8強に貢献した。
プロ志望だったが、大会前からの右肩痛を考慮。「このままプロへ行けたとしても置いていかれる。大学で即戦力となりたい」と川島亮(元ヤクルトなど)、塩見貴洋(楽天)ら好投手を育てた正村公弘監督が率いる八戸学院大への進学を決めた。
「まずは8連覇の富士大を倒して全国へ行くのが目標。そしてドラフト1位でプロへ行く。4年間を大事に過ごしたい」
一方、三浦瑞は仙六の東北福祉大を選んだ。
「東北が好きなので、ここで続けたかった。レベルが高く、全国でも知られているチームで名前を売りたい。大事な試合を任される投手になる」
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