大阪学院大3年の水口がネクストヒロイン枠最上位の8位に入った 第37回・大阪国際女子マラソン(28日、ヤンマースタジアム長居発着-御堂筋・道頓堀橋南詰折り返しの42・195キロ)ホープの水口瞳(21)=大阪学院大3年=は、2時間33分10秒と大健闘。初マラソンでネクストヒロイン枠最上位の8位で入賞を果たした。
「思っていた以上にペースを上げて、それがはまって最後まで行くことができました。目標が2時間40分を切ることだったので、練習の一環で走った。(距離が)長くなればなるほど、(自分は)強いんだな…と実感しました。楽しんで走れました」
白い息を吐きながら、笑みを浮かべた。5キロ地点でトップグループから距離はあったが、自分のペースを乱さず、走行。志水貢一監督の「30キロ、35キロがキツくなってくる。いかに我慢するか、だ」という助言通りにラップを刻み、8位まで順位を上げてフィニッシュした。
今後はさらなる高みを目指す。「学生のトップランナーと競っていくので、トラックでもロードでもどんな状況でも上位で走れるような状態を作っていきたい」。自他共に認めるアニメオタクが、漫画のようなサクセスストーリーをその足で描き出す。 (西垣戸理大)
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