阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)が26日、サンテレビ「熱血! タイガース党」に出演。昨秋から二遊間の練習に取り組む大卒2年目の大山悠輔内野手(23)について、春季キャンプで二塁に専念させたい意向を示した。
ロサリオが加入して一塁はほぼ決まり。三塁には鳥谷がいる。結局、大山は二塁? 遊撃? 久慈コーチは、春季キャンプで二塁で勝負させたい考えを明かした。
「(昨年の)秋季キャンプから八割方、セカンド。ちょっとショートもしましたけど、セカンドで勝負させたい気持ちはあります」
白鴎大では三塁手。昨季は主に一塁で出場し、10月10日の中日戦(甲子園)で二塁デビューした。秋季キャンプでは遊撃の練習も。今季は二遊間で起用される予定で、どちらを守るかは金本監督が最終的に決定するが「セカンドはサードと違って逆の動き。ファーストをやっていたし、逆の動きへの慣れもあると思う」と同コーチは二塁守備に太鼓判を押した。
二遊間は上本、西岡、北條、糸原、植田らが争う激戦区。久慈コーチは「全員に期待しているけど結局、2人しか出られないから」と奮起をうながした。二塁専念となれば、2軍スタートの上本が強敵。大山の定位置を奪う戦いが始まる。 (竹村岳)
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