めまいやふらつきなどを発症して東京都内の病院に入院していたタレント、マツコ・デラックス(45)が27日放送の日本テレビ系「月曜から夜ふかし」(後11・59)に出演。番組冒頭で「この世が終わったと思ったの。私」と切り出し、発症時の状況を赤裸々に明かした。
マツコによると、発症前にトイレに入ったという。「うんこをしていて、うんこを拭いて出ようと思ったら立ち上がれないの。ウルトラQ(のオープニング映像)みたいに目の前がグルグル回って」と強烈なめまいに襲われたと説明。どうしようもない状況に「もういいや死のう。フルチンだったけどこれで発見されて笑えばいいわよ」と諦め、死も覚悟したと打ち明けた。
そのまま30分ほどたったところで症状が治まってきたマツコはトイレから脱出。「壁づたいにふらつきながら携帯を取って、かかりつけの先生に電話をしたら『脳かもしれないから急いで病院に来い!』と言われた」と話した。
その後、検査を受け、「(脳には)異常はない」と診断されたという。マツコは「三半規管にウイルスが入った」と報道されていることに、「耳が痛いからおそらく」としながらも「めまいの原因は分からない」と語った。
マツコは10日に入院。17日に東京都内で行われたレギュラー番組の収録に参加し、元気な姿を見せた。