阪神秋季キャンプ(3日、安芸)秋山がさらなるレベルアップへ、新しい感覚を模索した。個別練習の時間にブルペン入り。33球と球数は少なかったが、右腕の使い方に変化を加えた。
「そこ(今季中の投球フォーム)を目指していたら、伸びしろがない。それ以上を目指してやっているところです」
投球時に体からやや遠回りしていた右腕が、より近い位置を通るよう、試行錯誤。「(右腕を)下ろすようにしたら、近くで回るようになった」と口に出しながら、新しい形に取り組んだ。
今季はチームトップの12勝(6敗)。先発陣の柱としての期待もかかる来年に向けて、今キャンプでは下半身を中心に強化中。「1球1球の質を上げたい」とボールのレベルアップを図りつつ、より安定感のあるフォームを探し、成長を期す。
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