植田は足がつって、途中でトレーナーのお世話に。阪神のシーズン失策数は昨季のリーグワースト97から今季は82まで減ったものの、ワーストのヤクルト(86)と差はなかった。引き続き守備が課題であることは明白。内野も守れる板山を含めて内野陣から-と1、2軍コーチがタッグを組み、早速メスを入れた。
植田は「キツいッス。(足がつったのは)あれだけの影響じゃないですけど、全部があのメニューで(足に)きた」と疲れた表情で振り返った。
秋季キャンプはまだ2日目。とことん振り、走り、そしてしゃがむ。猛虎となるために、あらゆる部分を鍛えまくる。 (竹村岳)
★小グラブ 昨年の秋季練習で、高山が内野手用のグラブで守備練習を行った。中村外野守備走塁コーチは「しっかりと下半身から入らないと(小さなグラブでは)難しいから」と守備力向上を狙いにあげた。
★短尺バット これも昨年の秋季練習で、北條が長さ75センチのバットで打撃練習。金本監督は「短いバットは扱いやすいけど、しなりにくい。いかにしならすための体の使い方を覚えるために使わせた」と明かした。
★長尺バット 今秋の安芸キャンプ初日で長さ91センチ、重さ1・1キロのバットを野手に使わせた。金本監督は「長いバットはバランスが必要。体をうまく使わないとうまく振れない」と説明。江越は「あそこまで長いのは初めて。結構きついッス」と四苦八苦した。
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