二塁送球のポーズを取る岸田。即戦力捕手として期待がかかる 巨人のドラフト2位・岸田行倫捕手(21)=大阪ガス=が1日、兵庫・西宮市内で岡崎郁スカウト部長(56)、益田明典担当スカウト(52)の指名あいさつを受けた。
クラブハウスで約30分間の面会を終えた岸田は、「指名されたんだなという実感が少しわいてきました。先輩方に負けないように、1日でも早く1軍でレギュラーを取れるように頑張りたい」と緊張した面持ちで語った。
兵庫・川西市出身で報徳学園高を経て大阪ガスに入社し、1年目から正捕手を任されている。持ち味は二塁送球1秒78を計測した強肩と、冷静なインサイドワーク。岡崎スカウト部長は「社会人の中で一番いい捕手を指名できた。即戦力に近い評価をしています」と期待をかけた。
大阪ガスは2日に開幕する社会人野球日本選手権に出場し、5日に三菱重工岡崎との初戦に臨む。
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