「近大版 吉本新喜劇」ですち子に扮したすっちー(中央)らは、近大の塩崎均学長(右から2人目)のお笑いセンスにアッパレだった(大阪府東大阪市、撮影・陶器浩平) 吉本新喜劇座長、すっちー(45)や池乃めだか(74)らが15日、大阪府東大阪市の近畿大学東大阪キャンパスで、「近大版 吉本新喜劇」を上演した。
公演は全卒業生を対象にこの日行われた、近畿大学校友会が年に1回開催する定期総会のメインイベント。互いの理念に共感し、昨年12月に包括連携協定を締結した近大と吉本興業の共催で、書き下ろしの吉本新喜劇が用意された。
舞台は、近大近くに実在する食堂「キッチンカロリー」。すっちー演じる新人アルバイトのすち子が、近大マグロのフィギュアを使って、吉田裕(38)に乳首ドリルをするなど、満席の観衆1300人を大笑いさせた。
近大の塩崎均学長(73)も飛び入り出演し、「すち子…変な名前やね」とギャグを放ってズッコケにも挑戦した。終演後、すち子は塩崎学長について「ピシーッとされてて、秘書役の座員の方が噛んでた」と絶賛。塩崎学長も「おもしろかったですね」と初舞台を大いに楽しんでいた。
すっちーやめだかは、舞台後の大抽選会にも参加。OBたちを最後まで笑いでもてなした。
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