間に合った!! シーズン終盤に負傷していた阪神・上本博紀内野手(31)、大和内野手(29)の二遊間コンビが13日、甲子園で行われた全体練習で軽快な動きを披露した。頼れる中堅が最終調整を終え、気合を入れ直した。
9日の全体練習を寝違えで休んだ上本は翌10日のチーム練習から復帰した。同日のレギュラーシーズン最終戦となった中日戦(甲子園)こそ出場を回避したが、その後順調に回復。14日のCS初戦に向けて「いつも通りやるだけです」と力を込めた。
大和も5日の中日戦(同)で左足首を捻挫。長期離脱も心配されたが、室内調整を続けて10日に実戦復帰していた。この日も守備で華麗なプレーをみせ「(足は)問題ないです。どういう形でもチームに貢献したい」と腕をぶした。スタメン出場濃厚のいぶし銀2人が短期決戦では主役を奪う。(新里公章)