では、いただいていきます…と言ったかどうか。金本監督(右)のご褒美は三木編集委員(左)!? 「ウフフ…」
午前10時、甲子園のグラウンドでトラ番キャップ阿部祐亮がやや真剣な面持ちで待ち受けていると、金本監督のやたらでかい含み笑いの声が落ちてきた。声の方をみると監督がニッコニコなのです。
だから…わがキャップはムムッ、これは油断してはまずいぞと思ったらしい。
「金本監督がこの時間に練習をスタートさせたのは、クライマックスシリーズ(CS)タイムにあわせて身体(細胞)を目覚めさせてかかるというわけですよ。だけどわれわれは…まだ眠いわけ」
話を進める。
ウフフ…という笑顔。続いて金本監督はいうじゃないか。「さて、何にしようかなぁ…」と。
阿部のヤツ、不覚にもまだ気がつかない。何ってなんですか?
「全部、俺が勝ったもんなぁ…」。阿部、まだ気がつかない。え? 何か…。「だから、何にしようかなぁ…」。アッ、そこでやっと気がついた。
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