今季初戦のオータム・クラシックSPを終えて、取材に応じた羽生結弦=カナダ・モントリオール フィギュアスケート・オータム・クラシック 第2日(カナダ・モントリオール22日=日本時間23日)来年2月の平昌五輪で、66年ぶりの2連覇を狙う男子の羽生結弦(22)=ANA=が、ショートプログラム(SP)で112・72点をマーク。2015年のグランプリ(GP)ファイナルで自身が記録した110・95点の世界歴代最高得点を塗り替え、首位発進した。
羽生は「質としても納得できる演技で終えられました。本番で全て出し切るのは本当に難しい。そういった意味では一つ成長できたかな」と冷静に振り返った。
「バラード第1番」を演じるのは通算3季目で、慣れ親しんだナンバーだ。冒頭の4回転サルコーでクリーンに着氷。基礎点が1・1倍になる演技後半にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転トーループ-3回転トーループを決めた。平昌シーズンの初陣で最高の滑り出しを見せた。
「まだ22歳ですけど、今までのスケート人生で考えたら100回以上試合をやっている。一つ一つを思い出しながら明日に向けて、今シーズンに向けて、やっていきたい」と羽生。23日(日本時間24日)にフリーに臨む。
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