サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(82)が、3日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演。セ・リーグで激しい3位争いを繰り広げるDeNAと巨人について、今後の展望を語った。
同日に行われたDeNA-巨人をテレビ観戦した野村氏は「3位攻防戦で見応えがありました」と両チームの戦いぶりを評価。クライマックスシリーズ出場チームについては、「DeNAがそのまま逃げ切りそうだね」と予測。「巨人にハングリーは感じない。食らいつく、粘る、そういうのをほとんど見かけないもんね」と苦言を呈した。
DeNAは巨人に1-0で競り勝ち、3連敗でストップした。敗れれば巨人と入れ替わって4位に転落していた一戦で、ドラフト1位・浜口遥大(はるひろ)投手(22)=神奈川大=が、自己最長となる8回2安打無失点の力投。球団の新人左腕としては59年ぶりとなる9勝目(5敗)を挙げた。