阪神は25日から甲子園でDeNAと2位攻防戦。待ちわびたチャンス。でも、絶対に逃せないチャンスだ。阪神・岩田が1軍のマウンドに帰ってくる。プロ12年目の左腕を抜てきした経緯を、香田投手コーチが24日、明かした。
「私が1人で決めたというよりも、(金本)監督や2軍の推薦だったりとか。そういうことで『チャンスをあげよう』と。十分に結果を残してくれているのでね」
春先のオープン戦から黙々とウエスタンで結果を残し続けてきた。11試合に登板し、4勝5敗ながら防御率3・32と安定感を披露。今週から9月の2週目まで7週連続で6連戦が組まれており、先発6番手の台頭がチームに不可欠だった。27日の先発は昨年4月27日の巨人戦(甲子園)以来456日ぶりの1軍マウンドとなるが、もう二度と離れないつもりだ。
今後のローテについて同コーチは「結果が出ていない人もいる。疲れもボチボチ出てくる。2軍で頑張っている人もいるし、上手に入れ替えながらというのも必要かもしれない」と見通しを明かした。青柳、島本、再起を目指す藤浪もいる。岩田が完全復活のためにも一発快投を見せる。