(セ・リーグ、阪神5-9広島、13回戦、阪神7勝6敗、18日、甲子園)猛チャージしてもわずかに届かなかった。糸井が右脇腹筋挫傷で出場選手登録を抹消されたため、「1番・中堅」でスタメン出場した西岡が、今季1軍初の中堅守備で悔いを残した。
「守備で試合をつぶしてしまった自分の力のなさというか…。練習してきたいと思います」
0-0で迎えた、二回一死満塁。石原の中堅浅めへの飛球の判断を誤った。打球は二塁、遊撃、中堅の間あたりに飛んでいたが、一歩目で後ろへ。あわてて猛ダッシュで追い直し、グラブの先に当てたものの捕れず(記録は中前打)、三塁走者が生還。先制のホームを踏ませてしまった。この1点で広島打線が勢いづき、この回、5点を奪われた。
中堅での出場は昨年6月24日の広島戦(マツダ)以来。この日は浜風が強く吹いていた。加えて薄暮の時間帯。慣れない中堅で、打球判断が難しかったが「関係ないです」と言い訳しなかった。
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