横綱の敗戦に舞った座布団が観戦に来ていた浅田真央さんに当たった=愛知県体育館(撮影・林俊志) 大相撲名古屋場所11日目(19日、愛知県体育館)フィギュアスケート女子の2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストで4月に現役引退した浅田真央さん(26)が観戦。横綱白鵬(32)が関脇御嶽海(24)に寄り切られ、土がついた直後、館内に舞う座布団が頭を直撃するハプニングに見舞われた。
名古屋市出身の真央さんは枡席で、11年世界選手権男子銀メダルの小塚崇彦氏(28)と観戦。うちわをあおぎ、笑みを浮かべながら、幕内の熱戦を見守った。歴代最多に並ぶ通算1047勝がかかった結びの一番で白鵬がまさかの黒星を喫すると、観客が土俵に向かって座布団を投げ始め、真央さんの頭にも当たった。
真央さんは今夏、ラフマニノフの曲を使った新演目「エレジー〜スイートメランコリー〜」をアイスショーで滑る予定。アンコールのナンバーは名曲「ウインド・ビニース・マイ・ウィングス(愛は翼にのって)」で、二つのプログラムを大阪公演(7月29〜31日・大阪市中央体育館)から始まるアイスショー「ザ・アイス」で演じる。