女優、鷲尾真知子(68)の夫で俳優、中嶋しゅうさんが6日、東京・西池袋の東京芸術劇場シアターウエストで開幕した舞台「アザー・デザート・シティーズ」(26日まで)に出演中、客席に転落し、搬送された都内の病院で亡くなった。69歳だった。警視庁によると、頭を強く打っており、午後10時に死亡が確認された。
同舞台は女優、寺島しのぶ(44)主演で、中嶋さんは寺島の父役で出演。主催者などによると、この日午後8時10分ごろ、中嶋さんは舞台に地べた座りの状態から立ち上がった際にバランスを崩し、約75センチ下の客席に転落。寺島は役名で呼びかけたが反応がなく、手をクロスさせてスタッフに応援を要請した。
その後、駆けつけたスタッフや現場にいた医師が心臓マッサージなどの救命措置を施し、都内の病院に緊急搬送。公演はその場で中止になった。7日〜9日の公演も中止。その後については後日発表するという。
中嶋さんは劇団NLT出身。味のある演技で親しまれた。8月26日には、すでに撮影済みの出演映画「関ヶ原」、10月28日には「彼女がその名を知らない鳥たち」が公開予定。来年1月上演の舞台「近松心中物語」にも出演が決まっていた。
私生活では劇団時代に出会った鷲尾と25年以上の事実婚状態をへて結婚。鷲尾は、7日に東京・日本橋浜町の明治座で開幕する舞台「ふるあめりかに袖はぬらさじ」に出演する予定。