日大三・桜井周斗投手は、西東京大会開幕前最後の練習試合で好投し、好感触を得た=町田市(撮影・赤堀宏幸) 4年ぶり17度目の夏の甲子園出場を目指す日大三(西東京)が4日、東京・町田市の同高グラウンドで、三浦学苑(神奈川)と西東京大会前最後の練習試合を行い、7-0で快勝した。金成麗生投手(3年)が3回無安打無失点、桜井周斗投手(3年)が2回1安打無失点。打つ方でも桜井は四回に右中間へ高校通算31号満塁弾、金成が七回に通算29号ソロを放ち、夏の大会へ順調な仕上がりを証明した。
小倉監督は「春以降で桜井が一番いい投球をした。マウンドで1球目を投げたときから、いい感じがした。打線も神奈川の好投手、石井君からよく打った」と手応えを口にした。
西東京大会は今春のセンバツに出場し、春季東京都大会優勝の早実が第1シードに君臨。センバツに出場し、東京都大会準優勝の第2シードの日大三と、高校通算103本塁打の清宮幸太郎内野手(3年)の早実が順調に勝ち上がれば、対決するのは決勝戦。夏の西東京は熱い。
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