日本テレビ系「もう笑点」の収録をした前列左から3人目の桂歌丸と笑点メンバーの後列左から林家三平、林家たい平、三遊亭小遊三、春風亭昇太、山田隆夫、前列左から三遊亭円楽、林家木久扇、三遊亭好楽=東京・後楽 左肺炎慢性呼吸不全の急性増悪などで休養をしていた落語家、桂歌丸(80)が17日、東京都内で行われたレギュラーを務める日本テレビ系「もう笑点」(日曜後5・25)の収録に参加。25日から8回分を録った。
昨年5月まで司会を務めていた演芸番組「笑点」(日曜後5・30)のメンバーに囲まれ、着物姿で登壇。鼻から酸素チューブを入れ、はっきりした声で「皆さんから温かい言葉をいただきました」と感謝した。
通る声に報道陣が驚くと「声が出ないとミイラと同じですから」と自虐ネタで笑わせ、体重について「36キロです。早く40キロに戻したい」とした。
今月2日から14日までの入院中に落語を聞き、「いいもんだと思いました。しゃべるもんじゃなくて、聞くもんだと思った」としみじみ。「日本の文化の日本語を使って笑いをとるのが芸人であり、われわれ、はなし家」ともいい、「失礼ですけど、日本語を使わないで笑いを取っている芸能人の方が大勢いる。これも言っちゃ、失礼ですけど裸でお盆持って出てきて何が芸なんですか。私は違うと思うな」とし、アキラ100%のお盆ネタに苦言を呈した。
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