17歳の女性との飲酒と淫行で無期限の活動停止となった俳優、小出恵介(33)が、10日に女性側と示談が成立していたことを15日、所属事務所が発表した。
所属事務所によると、小出が代理人弁護士を通じて、女性と親権者を交えて話し合いをした結果、示談が成立したという。
「相手方の女性およびその親権者の方に対して誠心誠意対応をさせていただいておりますが、示談に関しましては、当事者間で守秘義務を負っていることを鑑み、当社より内容を開示させていただくことは控えさせていただいております」としたうえで、「相手方の女性が警察当局に真実を明らかにしていただくことにつきましては、一切妨げておりませんことを付言いたします」とした。
一方で「刑事事件に関しましては、当社は事態を把握後速やかに警察にご相談させていただき、以降、当事者である本人と相手方女性の間で交わされたものを含む一連のやり取り、示談及びその交渉の経緯等の資料・情報におきまして、当社が把握しうる限りを、順次警察に提出・提供させていただいており、本件につきましての全てのご判断を委ねてまいる所存です」と説明した。
小出の会見については、「現在、捜査の進捗を見守っている状況であり、捜査への影響を回避するため、当面開催できないものと判断しております」と現状では厳しいという認識を示した。
「当社といたしましては、小出恵介のとった行動の社会的責任の重さを真摯に受け止め、引き続き厳正かつ責任をもった対応を進めてまいります」と強調した。
9日発売の写真誌「FRIDAY」によると、小出は先月9日、NHKの主演ドラマ「神様からひと言〜なにわお客様相談室物語〜」の収録で滞在していた大阪で、知人から17歳と紹介された女性らと飲酒。その後、女性だけを誘って道頓堀・戎(えびす)橋近くのなじみのバーへ。女性は翌10日午前3時ごろタクシーで帰宅しようとしたが、乗り込んできた小出に宿泊先の帝国ホテル大阪へ連れ込まれたという。
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