(セ・パ交流戦、ヤクルト2-11西武、2回戦、西武2勝、3日、神宮)高い放物線を描いた打球が神宮の左翼席へ飛び込んだ。4点を追う三回二死二塁、山田哲人内野手(24)が6号2ランを放った。
「バットの先でしたが、久しぶりにいい角度がついてくれました」
打線復調のきっかけにという首脳陣の考えで、山田は1日のオリックス戦(京セラ)から1番を務める。期待に応え、5月20日の阪神戦(神宮)以来11試合ぶりの一発を放ったが、チームは交流戦に入って5戦全敗。借金は12となった。
「本塁打は出たけど、まだまだ内容のある打席を求めてほしい。館山は秋山に打たれた一発が痛かった」と真中監督。4日にギルメットや館山、平井らを出場選手登録から外し、イースタン・リーグで7本塁打のグリーンと山本、中島、久古の3投手を昇格させる。(吉村大佑)
「先発の役割を果たせなかった」
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